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毎月27日は“健康の日” 7月号
〜アトピー性皮膚炎のサマーケア〜

夏場はアトピーが悪化する」という悩み相談をよく頂きます。
汗をかいて痒みが出る、汗疹(あせも)が難治化してアトピーのような状態になるなど、
が関わっているようです。

汗で皮膚が濡れる事が刺激となり、ムズムズ・チクチクとした痒みになります。
しかし、汗という生理現象で痒みが出るのは辛いものです。

特に今年は節電でエアコンが思うように使えず、痒みに悩まされている方が多いかもしれません。

痒いので掻くのは当たり前ですが、力任せに掻いてしまうと、掻き壊しの傷を作ってしまいます。

掻き壊しの傷があると、汗が傷にしみたり、さらに痒みが増してしまいます。

傷が治る前にまた掻いて傷を作る。。。
こうやって重なった傷が皮膚の炎症を治りづらくし、皮膚の代謝を遅らせる“悪循環”の状況に陥らせます。

汗をかきやすい肘の内側、膝の裏側、首、脇など、「掻いて傷を作り、傷が治りかけてはまた掻く」といった繰り返しを経験された方は多いと思います。

実は、アトピーが悪化したのではなく、実は掻き壊しの傷が重なって、傷が難治化している状態を「アトピーが悪化した」と解釈している方が多いのです。


次に、汗疹(あせも)が難治化するケースを紹介します。
初めは「アトピーなのか汗疹なのか分からない」といった軽い発疹に始まり、汗をかくと痒いので、掻き壊すのを繰り返すうちに難治化するといったものです。

特に、下着で締め付けられる部分は汗が溜まりやすいので汗疹ができやすく、難治化してアトピーに発展する傾向があるようです。


汗疹が難治化してアトピーに発展したケース@
下着で締め付けられる部分に汗疹ができ難治化し、浸出液が出ている。
他の汗疹はしだいに治癒したが、難治化した部分はそのまま炎症が続き、アトピーへと発展した。


汗疹が難治化してアトピーに発展したケースA
下着で覆われている部分に汗疹ができ難治化し、ステロイド治療を開始後、炎症部分に黒ずみが発生。そのまま炎症が続き、アトピーへと発展した。


掻き壊しの傷や、汗疹が難治化した湿疹は、薬で治す事が手っ取り早い措置ですが、ステロイドなどの薬に頼らないケアを希望する方もおられますし、傷や汗疹が治ったとしても、根本的なアトピーケアには、炎症を抑制するだけの外用薬では満足いかない方が大多数です。

掻き壊しの悪循環や汗疹の難治化を招く前に、夏場のアトピー対策をしっかり行うことが
必要です。


<汗を早くひかせる>
エアコンや扇風機の利用は効果的ですが、“太い血管部分を冷やす”という方法もあります。高熱が出た時に体を冷やすのと同じで、首、脇、太もも等にアイスノンを10分程度当てると体温が下がり、汗が引いて痒みも軽減されます。
痒い患部に直接アイスノンを当てるのも鎮痒効果がありますが、アイスノンを取ると、しだいに患部の表面温度が上がって逆に痒みが強くなることがあるので、「体全体を冷やし、汗をひかせる」方が効率的です。


<汗をふきとる>
汗をかきっ放しにしておくと、汗疹ができ易い環境となります(詳しくは、前回の「皮膚環境を整えて、あせもに悩まない夏を」をご覧ください)。
汗を清潔なタオルでふき取り、サラヴィオ美容液を湿らせたコットンで、もう一度拭きます。コットンで優しく掻くことで、掻き壊しを起こさず、汗疹を予防し、アトピーの悪化を防ぐ事ができます。
特に女性の場合は、下着が肌にふれる部分に汗が溜まりやすいので、汗をふきとる+サラヴィオ美容液をつけるケアをお勧めします。


<着る物に気を配る> 
つまり、天然素材の衣服を着る、また、洗濯洗剤を無添加にすることです。
綿・麻などの天然素材は、化学繊維の衣服よりも肌に優しいです。
中でも、オーガニックコットンを素材とした下着は、汗をかきやすい赤ちゃんやアトピー肌の夏用下着としてお奨めです。
洗濯洗剤は、蛍光剤や界面活性剤等の化学薬品が添加されていない無添加の物をお使い下さい。
洗濯物についたイヤな臭いは、ミョウバン水 [ →健康の日ブログ5月号参照 ] を用いると良いでしょう。


<爪を短く切る>
掻くのは良くないと分かっていても、ついつい掻いてしまうことがあります。
ですので、普段から爪を短く切り揃えておく事がとても重要です。
伸びた爪で掻くのと、短く切り揃えた爪で掻くのでは、格段の差があります。



こういった簡単な対策を心がけるだけで、アトピーの悪化を防いだり、痒みを軽減させる事ができます。

ステロイド等の薬と併用してサラヴィオ美容液をお使いのアトピー肌の方がたくさんおられます。
このような「薬に頼らないケア」を率先して行うことで、本来の健康な皮膚代謝を取り戻し、徐々に健康な肌が導かれます。

もちろん、スキンケアに加え、生活環境や、衣・食・住の生活スタイルを見直す事も大切なアトピーケアです。

アトピー肌には辛い夏場ですが、掻き壊しと汗疹の難治化を上手に防いで、少しでもストレスの少ない夏を過ごしましょう!



 
 
 
| 潟Tラヴィオ化粧品 | 16:20 | comments (x) | trackback (x) | 「健康」の日 |