2011,05,27, Friday
毎月27日は“健康の日” 5月号
天然殺菌で梅雨も安心! 〜ミョウバン活用で優しくバイバイ菌〜
桜が散り、ゴールデンウィークが過ぎ、まもなく“梅雨”がやってきます。
一般的には、あまり心地よくない季節ですね。。。
そして、単に、心地よくないというだけでなく、食中毒などの社会問題や皮膚トラブルなどの健康被害も増える時期でもあります。
まず、食中毒は、大腸菌O157やサルモネラ菌のような細菌が原因で発生します。
梅雨の高温多湿という条件がこれらの細菌の増殖にとって都合がよい環境になってしまいます。
従って、食品関係の企業や学校等では、梅雨時期に殺菌・除菌の意識が高まっていることとだと思います。
塩素系の洗剤やアルコール薬品で器具を洗浄したり、包丁やまな板、布巾などを殺菌洗浄したり。。。
次に、梅雨の皮膚トラブルですが、高温多湿の気候が直接的に皮膚のトラブルを招くのではなく、洗濯物が原因になるケースがほとんどです。
梅雨は洗濯物が乾きにくく、生乾きの状態が長く続いてしまいます。
すると洗濯物に付着している菌が増殖をはじめます。
“生乾きの臭い”は、そのような雑菌の代謝産物の臭いによるものなのです。
また、衣服に付いた菌は皮膚にも直接触れるので、皮膚トラブルを招いたり、アトピー性皮膚炎や汗疹(あせも)などの悪化を招くこともあります。
従って、食中毒も洗濯物による皮膚トラブルもその解決には“殺菌”、“抗菌”、または“除菌”がポイントになります。
殺菌・除菌効果が高い洗濯洗剤を店頭で見かけるのは、このような背景からです。
その一方で、化学物質無添加生活を心がけている方には、殺菌洗剤に含まれる化学薬品の使用には抵抗があるかもしれません。
確かに、それらの殺菌商品に含まれる界面活性剤や化学薬品が引き金となり皮膚トラブルを起こしてしまう可能性は否めません。
もちろん、全ての人に当てはまるわけではありませんが、特に、バリア機能が弱まっているアトピー性皮膚炎や敏感肌の方、または、乳幼児、ご年配の方、体調不良、生活スタイルが不規則な方などは、肌に触れる衣服やその洗濯方法に注意が必要なことがあります。
その際に、人工的な化学薬品を用いるのではなく、自然の力を利用した「安全」で「安心」できる方法を選択すると良いでしょう。
その一つに、“ミョウバン(明礬)”を使った殺菌方法を紹介します。
ミョウバンと言えば、別府の明礬温泉が全国的に有名ですし、茄子漬けの色止に用いる焼ミョウバンもその名を広く知らしめています。
当社の明礬研究所も世界の研究所として注目されるように、温泉研究を主体にアクティブに取り組んでおります。
[ サラヴィオ明礬研究所 ]
温泉の明礬も茄子漬けに用いる焼ミョウバンも、生成方法や使用方法は異なりますが、その作用機構はほぼ同じで、どちらも古くから活用されてきた歴史的な産物です。
ミョウバンは、1価の陽イオンの硫酸塩と3価の金属イオンの硫酸塩の複塩結晶です。
硫酸カリウムアルミニウム水和物が典型例ですが、その他にも鉄ミョウバンやアルミニウム鉄ミョウバンなどがあります。
ミョウバンの作用は様々ですが、特に優れているのは“殺菌作用”です。
これにより、腐敗やそれに伴う悪臭の発生を防ぎます。
この殺菌作用を上手く使うと、自然の力を利用した安全な殺菌・除菌効果を期待する事ができます。
人工化学薬品を使わない無添加殺菌。
梅雨時期の強い味方となるわけです。
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<ミョウバン水の作り方〜>
●用意するもの
1 ペットボトル(1ℓタイプ)
2 水 1ℓ
3 焼ミョウバン 20g
(スーパーでは漬け物コーナーなどにあります。30gで100円前後)
ペットボトルの大きさに応じて、各分量は調整してください。
また、水と焼ミョウバンの分量もおよそで構いません。
●ミョウバン原液の作り方
1 ペットボトルに水を半分程度入れます。
2 ミョウバンを加えます。
3 水を足して、全量で1ℓにします。
4 そのまま1日放置したらミョウバン水の出来上がり。
これをミョウバン原液とします。
(溶け残りがある場合は、軽く振ってさらに放置してみてください。)
<ミョウバン水の活用方法>
☆塩素系洗剤と同様に使えます。
(水で薄めて布や器具の殺菌や消臭に用いることができます)
☆殺菌&消臭スプレーとして
ミョウバン原液を水で10倍程度に薄めて、スプレー容器に入れて下さい。
これをミョウバンスプレー(殺菌・消臭スプレー)とします。
使用例1:台所回りで
台所のシンク、包丁、まな板、電子レンジやオーブンの中、冷蔵庫の庫内など、気になるところをミョウバンスプレーして下さい。
布巾は、ミョウバン原液3:水7につけて5分放置すると悪臭がなくなります。
ミョウバンは茄子漬けの色止めに使われるほど安全で、食べ物についても問題ありません。
使用例2:衣服についた臭い、洗濯
塩素系洗剤と同様に使用します。
ミョウバン原液3:水7につけ置きすると、靴下や下着の気になる臭いがなくなります。
(漂白効果は弱いです)
すすぎ中に(柔軟剤を入れる際に)、ミョウバン原液を30〜50cc程度入れると、生乾きの臭いを防ぐことができます。
なかなか洗えない帽子や靴は、ミョウバンスプレーをして天日干しすると良いでしょう。
------------------------------------------------------------------------------------
使用例は他にも色々あると思います。
トイレ、ペット、お風呂、お子様の玩具など、生活スタイルに合った活用法を自分流で試してみるのが良いと思います。
ミョウバンで完璧な殺菌を求めるのは難しいかもしれませんが、ある程度の効果は期待できますし、熱湯や天日干しの併用により、より効果的で「人工的な化学物質には頼らない殺菌」が可能になります。
前回の健康の日ブログでは、「住まい」の室内空気汚染に関するお話をしました。
(参照)新生活で起こりやすい健康障害 〜 室内空気に注意! 〜
今回は、「衣服」と「食」の安全についてお話しました。
生活の三大要素「衣」・「食」・「住」の安全をどう考え、どう取り組むかによって、健康問題は左右されます。
生活水準の向上へむけて生活スタイルを見直す機会になれば幸いです。
天然の恵みを上手く活用し、自分の身は自分で守る健康生活を心がけて行きましょう!
目指せ、梅雨の無添加生活!
ミョウバン殺菌でお子様のアンパンマンに着いた細菌もバイバイ菌。。。。
桜が散り、ゴールデンウィークが過ぎ、まもなく“梅雨”がやってきます。
一般的には、あまり心地よくない季節ですね。。。

そして、単に、心地よくないというだけでなく、食中毒などの社会問題や皮膚トラブルなどの健康被害も増える時期でもあります。
まず、食中毒は、大腸菌O157やサルモネラ菌のような細菌が原因で発生します。
梅雨の高温多湿という条件がこれらの細菌の増殖にとって都合がよい環境になってしまいます。
従って、食品関係の企業や学校等では、梅雨時期に殺菌・除菌の意識が高まっていることとだと思います。
塩素系の洗剤やアルコール薬品で器具を洗浄したり、包丁やまな板、布巾などを殺菌洗浄したり。。。
次に、梅雨の皮膚トラブルですが、高温多湿の気候が直接的に皮膚のトラブルを招くのではなく、洗濯物が原因になるケースがほとんどです。
梅雨は洗濯物が乾きにくく、生乾きの状態が長く続いてしまいます。
すると洗濯物に付着している菌が増殖をはじめます。
“生乾きの臭い”は、そのような雑菌の代謝産物の臭いによるものなのです。
また、衣服に付いた菌は皮膚にも直接触れるので、皮膚トラブルを招いたり、アトピー性皮膚炎や汗疹(あせも)などの悪化を招くこともあります。
従って、食中毒も洗濯物による皮膚トラブルもその解決には“殺菌”、“抗菌”、または“除菌”がポイントになります。
殺菌・除菌効果が高い洗濯洗剤を店頭で見かけるのは、このような背景からです。
その一方で、化学物質無添加生活を心がけている方には、殺菌洗剤に含まれる化学薬品の使用には抵抗があるかもしれません。
確かに、それらの殺菌商品に含まれる界面活性剤や化学薬品が引き金となり皮膚トラブルを起こしてしまう可能性は否めません。
もちろん、全ての人に当てはまるわけではありませんが、特に、バリア機能が弱まっているアトピー性皮膚炎や敏感肌の方、または、乳幼児、ご年配の方、体調不良、生活スタイルが不規則な方などは、肌に触れる衣服やその洗濯方法に注意が必要なことがあります。
その際に、人工的な化学薬品を用いるのではなく、自然の力を利用した「安全」で「安心」できる方法を選択すると良いでしょう。
その一つに、“ミョウバン(明礬)”を使った殺菌方法を紹介します。
ミョウバンと言えば、別府の明礬温泉が全国的に有名ですし、茄子漬けの色止に用いる焼ミョウバンもその名を広く知らしめています。
当社の明礬研究所も世界の研究所として注目されるように、温泉研究を主体にアクティブに取り組んでおります。
[ サラヴィオ明礬研究所 ]
温泉の明礬も茄子漬けに用いる焼ミョウバンも、生成方法や使用方法は異なりますが、その作用機構はほぼ同じで、どちらも古くから活用されてきた歴史的な産物です。
ミョウバンは、1価の陽イオンの硫酸塩と3価の金属イオンの硫酸塩の複塩結晶です。
硫酸カリウムアルミニウム水和物が典型例ですが、その他にも鉄ミョウバンやアルミニウム鉄ミョウバンなどがあります。
ミョウバンの作用は様々ですが、特に優れているのは“殺菌作用”です。
これにより、腐敗やそれに伴う悪臭の発生を防ぎます。
この殺菌作用を上手く使うと、自然の力を利用した安全な殺菌・除菌効果を期待する事ができます。
人工化学薬品を使わない無添加殺菌。
梅雨時期の強い味方となるわけです。
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<ミョウバン水の作り方〜>
●用意するもの
1 ペットボトル(1ℓタイプ)
2 水 1ℓ
3 焼ミョウバン 20g
(スーパーでは漬け物コーナーなどにあります。30gで100円前後)
ペットボトルの大きさに応じて、各分量は調整してください。
また、水と焼ミョウバンの分量もおよそで構いません。
●ミョウバン原液の作り方
1 ペットボトルに水を半分程度入れます。
2 ミョウバンを加えます。
3 水を足して、全量で1ℓにします。
4 そのまま1日放置したらミョウバン水の出来上がり。
これをミョウバン原液とします。
(溶け残りがある場合は、軽く振ってさらに放置してみてください。)
<ミョウバン水の活用方法>
☆塩素系洗剤と同様に使えます。
(水で薄めて布や器具の殺菌や消臭に用いることができます)
☆殺菌&消臭スプレーとして
ミョウバン原液を水で10倍程度に薄めて、スプレー容器に入れて下さい。
これをミョウバンスプレー(殺菌・消臭スプレー)とします。
使用例1:台所回りで
台所のシンク、包丁、まな板、電子レンジやオーブンの中、冷蔵庫の庫内など、気になるところをミョウバンスプレーして下さい。
布巾は、ミョウバン原液3:水7につけて5分放置すると悪臭がなくなります。
ミョウバンは茄子漬けの色止めに使われるほど安全で、食べ物についても問題ありません。
使用例2:衣服についた臭い、洗濯
塩素系洗剤と同様に使用します。
ミョウバン原液3:水7につけ置きすると、靴下や下着の気になる臭いがなくなります。
(漂白効果は弱いです)
すすぎ中に(柔軟剤を入れる際に)、ミョウバン原液を30〜50cc程度入れると、生乾きの臭いを防ぐことができます。
なかなか洗えない帽子や靴は、ミョウバンスプレーをして天日干しすると良いでしょう。
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使用例は他にも色々あると思います。
トイレ、ペット、お風呂、お子様の玩具など、生活スタイルに合った活用法を自分流で試してみるのが良いと思います。
ミョウバンで完璧な殺菌を求めるのは難しいかもしれませんが、ある程度の効果は期待できますし、熱湯や天日干しの併用により、より効果的で「人工的な化学物質には頼らない殺菌」が可能になります。
前回の健康の日ブログでは、「住まい」の室内空気汚染に関するお話をしました。
(参照)新生活で起こりやすい健康障害 〜 室内空気に注意! 〜
今回は、「衣服」と「食」の安全についてお話しました。
生活の三大要素「衣」・「食」・「住」の安全をどう考え、どう取り組むかによって、健康問題は左右されます。
生活水準の向上へむけて生活スタイルを見直す機会になれば幸いです。
天然の恵みを上手く活用し、自分の身は自分で守る健康生活を心がけて行きましょう!
目指せ、梅雨の無添加生活!
ミョウバン殺菌でお子様のアンパンマンに着いた細菌もバイバイ菌。。。。