2011,05,17, Tuesday
皮膚細胞の細胞分裂を活性促進するサラヴィオ美容液:組織培養と位相差顕微鏡による観察
当社では、商品の安全確認テストの一環としてカイワレの発芽実験を行っています。
実験はいたって簡単なもので、コットンに化粧品やその原料を含ませて、
その上でカイワレが発芽するかどうかを見るものです。

<水道水 > <サラヴィオ美容液>
ただし、実験は簡単でも、実際にカイワレが発芽する化粧品を開発するのは容易ではありません。
カイワレはとにかく敏感で、ごくわずかでも阻害剤が入っていると発芽しません。
実際に市販の化粧品ではまずカイワレは発芽しません。
残念ながら、我々が試した限りでは、天然・自然派をアピールしている商品ですら、全ての場合で
カイワレは発芽しませんでした。 →[発芽実験の内容]
善し悪しはともかく、多くの化粧品には化学物質が使われています。
そして、極微量でも阻害因子となる化学物質が存在すると、カイワレは発芽しません。
サラヴィオ美容液では、カイワレは元気に発芽するだけでなく、水で育てた場合より大きく育つので驚きです。
カイワレ大根の成長過程において、細胞分裂が促進されていることが推測されます。
私たちはカイワレ大根を超高性能バイオセンサーと位置付け、当社のイメージプラント
として可愛がっています。 →[2011.04.12ブログ参照]
一般的に、天然、自然派をうたっている化粧品ですら、多くの場合、合成した(天然物質と同じ構造を持つ)
化学物質が使われています。
また、化粧品を商品化するには防腐剤を必要とします。
通常、商品化には雑菌の繁殖を防いだり、殺菌したりする目的で防腐剤・抗菌剤として、化学物質が使われます。
これらの多くが、カイワレの発芽に対して阻害因子となっているのです。
当社では、カイワレに悪いものは人にも悪いという強いポリシーのもとに、
このようなハードルが高い安全試験を徹底し、大切なお客様に心から「安心」して頂けるような美容液の
開発・改良に努めています。
私達、中央研究所、また、商品開発センターのメンバーは、超高性能バイオセンサーによる安全試験をクリアーしたサラヴィオ美容液はそれだけ「安全」、そして「安心」な商品であると誇りに思っています。
そして、単に、お肌に優しいだけでなく、健康肌が蘇り、多くの効果が期待できることから、幅広い支持を頂いております。
さて、カイワレが発芽するサラヴィオ美容液。
それ自体で凄いことですが、サラヴィオ中央研究所では、さらにハードルが高い実験に挑戦しております。
当研究所で行っている組織培養の系を用いて、サラヴィオ美容液の存在下で細胞が健全でいられるかどうか、または、細胞分裂が正常に起こるかどうかを検討しました。
今回実験に用いた細胞は、線維芽細胞の一種です。

<CO2インキュベーターで培養中の線維芽細胞>
線維芽細胞とは、皮膚(真皮)を構成する細胞の1つで、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった成分を
作り出す非常に重要な細胞です。

真皮で網状構造を形成するコラーゲンやエラスチンは、肌に弾力を与えます。
これらの機能が損なわれるとシワやたるみを導いてしまいます。
そして、ヒアルロン酸は保湿因子として有名です。
従って、これらの美容形成因子を作り出す線維芽細胞は健康で美しい皮膚を維持する上で非常に大切な
役割を担っています。
それでは、サラヴィオ美容液存在下における線維芽細胞の様子を位相差顕微鏡で観察した結果をお示しします。
1日目

<サラヴィオ美容液なし > <サラヴィオ美容液存在下>
このように、サラヴィオ美容液存在下(右)でも、コントロール実験のサラヴィオ美容液非存在下(左)の場合と同様に細胞は元気に育っています。
サラヴィオ美容液は植物であるカイワレ大根だけでなく、皮膚を構成する線維芽細胞にも阻害因子となることはありませんでした。
そして、その翌日にもう一度、観察してみると。
2日目
<サラヴィオ美容液なし > <サラヴィオ美容液存在下>
線維芽細胞の数が増えていることが分かります。
そうです、細胞分裂が繰り返された結果、顕微鏡下で見られる細胞の数が増えているのです。
サラヴィオ美容液存在下でも、細胞は元気にどんどん増えています。
そして、15日後には。。。。
15日目
<サラヴィオ美容液なし > <サラヴィオ美容液存在下>
シャーレは線維芽細胞で一杯に埋まっています。
細胞の量は、サラヴィオ美容液を入れた時の方が、少し多いように思えますが、
その違いは劇的なものではありません。
ただし、サラヴィオ美容液は、皮膚細胞である線維芽細胞に対しても悪影響を与えず、
その細胞分裂にも影響を与えないという、細胞に対しても優しいものであることが分かりました。
さらに、同様な実験を別の細胞を用いて行ってみました。
するとどうでしょう。。。。
<左レーン:サラヴィオ美容液なし > <右レーン:サラヴィオ美容液存在下>
1日目

2日目

15日目

20日目

<左レーン:サラヴィオ美容液なし > <右レーン:サラヴィオ美容液存在下>
1日目と2日目では細胞数やその形態には大きな変化は見えませんが、
15日目には、サラヴィオ美容液を入れた方だけ、細胞数が増えています。特に、白矢で示した細胞分裂をしている最中のような細胞が多く観察されます。
(注意:細胞分裂中は細胞は丸まって浮きあがります)
そして、20日目。
この頃になると、左側の対象実験では、栄養不足でほとんどの細胞は死んでしまいます。
(新んだ細胞はシャーレからはがれ、浮かんでしまします。その為、顕微鏡下で見える細胞の数は少なくなります。)
それに比べて、サラヴィオ美容液の方では、もの凄い数の細胞達がぎっちしりとシャーレを覆い、組織構造を作ろうとしています。
これは、サラヴィオ美容液の有効成分が細胞レベルにおいて、しっかりと栄養補給を続け、細胞分裂を促進し続けた事を示しています。
また、異なる種類の細胞では、影響が多少異なることから、細胞特異的な効果である可能性もあります。
今後は、美容液が細胞に与える影響をより詳細に分析していく予定です。
どうぞご期待ください。
実験はいたって簡単なもので、コットンに化粧品やその原料を含ませて、
その上でカイワレが発芽するかどうかを見るものです。

<水道水 > <サラヴィオ美容液>
ただし、実験は簡単でも、実際にカイワレが発芽する化粧品を開発するのは容易ではありません。
カイワレはとにかく敏感で、ごくわずかでも阻害剤が入っていると発芽しません。
実際に市販の化粧品ではまずカイワレは発芽しません。
残念ながら、我々が試した限りでは、天然・自然派をアピールしている商品ですら、全ての場合で
カイワレは発芽しませんでした。 →[発芽実験の内容]
善し悪しはともかく、多くの化粧品には化学物質が使われています。
そして、極微量でも阻害因子となる化学物質が存在すると、カイワレは発芽しません。
サラヴィオ美容液では、カイワレは元気に発芽するだけでなく、水で育てた場合より大きく育つので驚きです。
カイワレ大根の成長過程において、細胞分裂が促進されていることが推測されます。
私たちはカイワレ大根を超高性能バイオセンサーと位置付け、当社のイメージプラント
として可愛がっています。 →[2011.04.12ブログ参照]
一般的に、天然、自然派をうたっている化粧品ですら、多くの場合、合成した(天然物質と同じ構造を持つ)
化学物質が使われています。
また、化粧品を商品化するには防腐剤を必要とします。
通常、商品化には雑菌の繁殖を防いだり、殺菌したりする目的で防腐剤・抗菌剤として、化学物質が使われます。
これらの多くが、カイワレの発芽に対して阻害因子となっているのです。
当社では、カイワレに悪いものは人にも悪いという強いポリシーのもとに、
このようなハードルが高い安全試験を徹底し、大切なお客様に心から「安心」して頂けるような美容液の
開発・改良に努めています。
私達、中央研究所、また、商品開発センターのメンバーは、超高性能バイオセンサーによる安全試験をクリアーしたサラヴィオ美容液はそれだけ「安全」、そして「安心」な商品であると誇りに思っています。
そして、単に、お肌に優しいだけでなく、健康肌が蘇り、多くの効果が期待できることから、幅広い支持を頂いております。
さて、カイワレが発芽するサラヴィオ美容液。
それ自体で凄いことですが、サラヴィオ中央研究所では、さらにハードルが高い実験に挑戦しております。
当研究所で行っている組織培養の系を用いて、サラヴィオ美容液の存在下で細胞が健全でいられるかどうか、または、細胞分裂が正常に起こるかどうかを検討しました。
今回実験に用いた細胞は、線維芽細胞の一種です。

<CO2インキュベーターで培養中の線維芽細胞>
線維芽細胞とは、皮膚(真皮)を構成する細胞の1つで、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった成分を
作り出す非常に重要な細胞です。

真皮で網状構造を形成するコラーゲンやエラスチンは、肌に弾力を与えます。
これらの機能が損なわれるとシワやたるみを導いてしまいます。
そして、ヒアルロン酸は保湿因子として有名です。
従って、これらの美容形成因子を作り出す線維芽細胞は健康で美しい皮膚を維持する上で非常に大切な
役割を担っています。
それでは、サラヴィオ美容液存在下における線維芽細胞の様子を位相差顕微鏡で観察した結果をお示しします。
1日目


<サラヴィオ美容液なし > <サラヴィオ美容液存在下>
このように、サラヴィオ美容液存在下(右)でも、コントロール実験のサラヴィオ美容液非存在下(左)の場合と同様に細胞は元気に育っています。
サラヴィオ美容液は植物であるカイワレ大根だけでなく、皮膚を構成する線維芽細胞にも阻害因子となることはありませんでした。
そして、その翌日にもう一度、観察してみると。
2日目


<サラヴィオ美容液なし > <サラヴィオ美容液存在下>
線維芽細胞の数が増えていることが分かります。
そうです、細胞分裂が繰り返された結果、顕微鏡下で見られる細胞の数が増えているのです。
サラヴィオ美容液存在下でも、細胞は元気にどんどん増えています。
そして、15日後には。。。。
15日目


<サラヴィオ美容液なし > <サラヴィオ美容液存在下>
シャーレは線維芽細胞で一杯に埋まっています。
細胞の量は、サラヴィオ美容液を入れた時の方が、少し多いように思えますが、
その違いは劇的なものではありません。
ただし、サラヴィオ美容液は、皮膚細胞である線維芽細胞に対しても悪影響を与えず、
その細胞分裂にも影響を与えないという、細胞に対しても優しいものであることが分かりました。
さらに、同様な実験を別の細胞を用いて行ってみました。
するとどうでしょう。。。。
<左レーン:サラヴィオ美容液なし > <右レーン:サラヴィオ美容液存在下>
1日目


2日目


15日目


20日目


<左レーン:サラヴィオ美容液なし > <右レーン:サラヴィオ美容液存在下>
1日目と2日目では細胞数やその形態には大きな変化は見えませんが、
15日目には、サラヴィオ美容液を入れた方だけ、細胞数が増えています。特に、白矢で示した細胞分裂をしている最中のような細胞が多く観察されます。
(注意:細胞分裂中は細胞は丸まって浮きあがります)
そして、20日目。
この頃になると、左側の対象実験では、栄養不足でほとんどの細胞は死んでしまいます。
(新んだ細胞はシャーレからはがれ、浮かんでしまします。その為、顕微鏡下で見える細胞の数は少なくなります。)
それに比べて、サラヴィオ美容液の方では、もの凄い数の細胞達がぎっちしりとシャーレを覆い、組織構造を作ろうとしています。
これは、サラヴィオ美容液の有効成分が細胞レベルにおいて、しっかりと栄養補給を続け、細胞分裂を促進し続けた事を示しています。
また、異なる種類の細胞では、影響が多少異なることから、細胞特異的な効果である可能性もあります。
今後は、美容液が細胞に与える影響をより詳細に分析していく予定です。
どうぞご期待ください。
サラヴィオ中央研究所 スキンサイエンスセンター